オリザ油化の強み
Strengths of Oryza
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事業展開
自然と化学の融合から生まれる既成概念にとらわれない
自由な発想で事業を展開しています。
オリザ油化株式会社
本社:愛知県/営業所:東京都
1939年に「岐阜糠油工業所」として創業したオリザ油化。
玄米を精米するときにでる米ぬかと米胚芽を原料にした「こめ油」の製造販売を始め、中部地方でいち早く量産技術を確立しました。1976年には、業界で世界初となるこめ油の低温抽出法の開発に成功し、1982年には世界特許を取得。より質が高く、風味がよいこめ油の抽出・精製を実現しました。
こめ油の生産から事業をスタートさせたオリザ油化は、米ぬかに多く含まれる健康成分に着目。機能性素材の事業に参入するとともに、研究開発部門を新設しました。そして、米ぬか・米胚芽のほかにも世界中に存在する多数の未利用資源の高度有効利用を念頭に置き、さまざまな自然素材から健康によい成分を抽出するノウハウを培ってきました。自然界における「活性と抑制」の力を応用した研究開発は、世界トップレベル。
そんなオリザ油化の強みを各事業紹介とともにご紹介します。
研究開発
研究開発もグローバルなネットワークを構築。
真理を追究する研究開発によって、いくつもの不可能を可能にしてきました。
ひとことで「健康への貢献」といっても、その分野はたくさんあります。
私たちは、予防医学とアンチエイジングの立場から、日本だけでなく、世界のマーケットを見据え、多様化する市場のニーズに応えられるニッチでユニークな製品開発づくりを進めています。
今まで蓄積してきた2,000パターンを超えるアッセイ系を駆使し、生理活性を中心としたエビンデンスを構築します。
in vitro、in vivo試験、そして臨床試験によって証明された事実をリリースします。これらの研究成果は各種学会で発表され、国内外はもちろん、世界に通用する論文へ投稿されます。
そして、商品開発におけるスピードも強みの1つです。通常3~5年かかる創造力あふれる新商品も、私たちは1年というペースで開発・上市しています。
新商品開発会議では、研究開発部だけでなく、営業部や生産技術開発部、製造部など、様々な部署のメンバーが集まり、新商品について話し合います。
全社員一人ひとりのアイデアが機会損失することなく迅速に検討され、可能性があれば迅速に行動に移される、
“Try First&Fast”、それこそが、私たちオリザ油化が創造力あふれる新商品を世に出し続けられる理由かもしれません。
保有するアッセイ系の数
2,000パターン
※アッセイとは:検体の量、または機能的な活性や反応を定量的に評価、または定量的に測定する方法
特許出願
国内特許出願数 |
292件 |
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国内特許取得数 |
76件 |
国際特許出願数 |
32件 |
国際特許取得数 |
20件 |
生産技術開発
OEM/ODMサービスでオンリーワンな製品づくりをお手伝いします。
長年にわたって蓄積した経験、ノウハウを駆使し、オリジナル製品はもとより、受託製品の品質向上、コスト削減および新案件のラボ試作検討から、実機製造立ち上げまでワンストップサービスで対応します。
また、バリエーション豊富な有機溶媒の使用経験と抽出ノウハウによって、水溶性成分や脂溶性成分、そしてそれ以外の成分の抽出・分画に幅広く対応できることがオリザ油化の強みです。
お客様第一をモットーにあらゆる側面で満足していただける加工体制を構築し、カスタマイズされたオンリーワンなオリジナル製品作りをお手伝いしています。
受託加工事業開始
約30年の経験
原料取扱い累積実績
内自社製品数
200製品以上
受託加工事業における
取引先企業
年間お問い合わせ件数
製造
多品種変動型の製造フローをデザインしていく。
このプロセスが私たちのノウハウです。
油脂素材は、グラムからトン単位、機能性食品素材や化粧品素材はグラムから数百キログラム単位まで、各種溶剤および各種設備をつかって抽出、精製、分画を行います。多品種変動型生産に対応できる各種装置を取り揃え、日々、パーソナライズ嗜好をお持ちのお客様のニーズにお応えしています。
生産ラインとしては、大・中・小の抽出・反応・濃縮・蒸留槽およびカラム分離装置を保有し、あらゆる種類の加工に対応しています。
品質管理
そして誰もが安心してそれを享受できるよう、私たちは努力を続けます。
オリザ油化の品質管理体制は、GMPの基準に準拠し、原料の「受け入れ」から「中間製品」「最終製品」に至る一連のプロセスの品質基準を監視し、適切な品質を保証します。
製品の製造では、GMPに定められた製造標準書を厳守し、製品試験成績表、製造管理記録などによってトレーサビリティーを確立しています。さらに、定められた品質基準の分析結果をもとに、原料等の受け入れの可否、製品の出荷の可否を厳格に判断しています。
食の安心安全が強く問われている中で、分析機器については、「HPLC」「GC」「GCMS」「UV」「NIR」に加え、最近ではにおいを化学的に分析する「フラッシュGCノーズ」や油脂の酸化安定性を測定する「CDM」など、先進的な機器を数多く揃えており、安全性はもとより、食品・化粧品等に使用されるあらゆる機能性成分および活性の分析に対応しています。
また、全商品・全ロットについて、特定原材料7種のアレルギー検査、放射線検査を行っています。
保有するアッセイ系の数
2,000パターン
※アッセイとは:検体の量、または機能的な活性や反応を定性的に評価、または定量的に測定する方法
オリザ油化が保有する分析機器
-
HPLC(高速液体クロマトグラフィー)
主な用途 : 機能性成分の定量分析
-
GC(ガスクロマトグラフィー)
主な用途 : 油脂製品の脂肪酸組成分析
機能性成分の定量分析 -
GCMS (ガスクロマトグラフ質量分析計)
主な用途 : 残留溶媒分析
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UV (紫外可視分光光度計)
主な用途 : オリザノール含量測定
ポリフェノール含量測定 -
NIR (近赤外分析装置)
主な用途 : 糠の油分.水分,酸価測定
原油の酸価測定 -
フラッシュGCノーズ(におい分析装置)
主な用途 : におい成分の分析
-
CDM(酸化安定性試験装置)
主な用途 : 油脂の酸化安定性試験
知識とコミュニケーション力と提案力でグローバルな未来へと導きます。
食品・機能性食品、医薬品、化粧品原料、そして創業から80年を超える歴史の中で一貫して作り続けている「こめ油」。このように幅広い分野のスペシャリストである私たちオリザ油化は、世界のお客様に満足いただける商品づくりのお手伝いをいたします。
オリザ油化の製品
2000社以上
510社51カ国以上
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食用こめ油
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機能性食品素材
約70品目 -
飼料・肥料
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医薬品原料・
医薬品中間体 -
化粧品原料
約70品目
新商品について情報発信やプレゼンテーションも積極的に行い、日本はもとより世界の展示会への参加やウェビナーでの情報発信なども定期的に行っています。
約25年前から、グローバル展開を見据えて、英語版および中国語版の商品カタログ、プレゼンテーションの資料等も拡充し、海外に進出。そして、2017年にタイ現地法人「ORYZA THAILAND」を設立、マレーシアに駐在員事務所を、2022年にベトナムホーチミンに駐在員事務所を開設しました。その結果今では、国内取引先企業数2,000社以上、世界では、51か国、510社以上と取引をしています。
▶オリザタイランドの会社紹介はこちら
さらに、私たちが開発した商品について、グローバルに特許出願やブランディングのための商標登録を行うことにより、適切な権利保護を行っています。そして、それらの知的所有財産を、世界のお客様に余すことなくお使いいただいています。
こうしたオリザ油化がもつグローバルネットワークは、私たちの大きな強みです。
特許&登録商標
- 国内特許
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特許出願件数
292件特許取得件数
76件
- 国際特許
-
特許出願件数
32件特許取得件数
20件
- 登録商標
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国内登録商標
49件海外登録商標
32件
※2024年6月現在までの実績
オリザ油化は、SDGsを意識した企業活動で
これからもグローバルに挑戦を続けていきます
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本社 0586-86-5141
東京営業所 03-5209-9150
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(土日・祝日は除く)