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オリザ油化は「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けた取組みを強化するため、「SDGs宣言」を表明いたします。
当社では5つの行動指針を企業理念として掲げ、米から始まった天然素材の研究を通じて世界の人々の健康と幸せ、そして希望の実現を追求しています。
これらの行動指針に基づき、SDGsの達成に貢献し、組織全体で共通の課題認識を持ち、その解決に向けた具体的活動に取り組むことで、全てのステークホルダーと共に持続可能な未来の創造に努めてまいります。
SDGsとは
SDGs(エスディージーズ)は、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された 国連加盟193か国が達成を目指す2016年から2030年までの国際目標です。
目標内容 | 取組み内容 |
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原料調達を国内の過疎地域や貧困と言われる海外の地域からも行い、特にフェアトレードを重視した対応をしています。 | |
天然資源や未利用資源を食に活かす取組みを事業として行っています。近隣地域の仕入れ先を重視し、特に主食であるコメの安定生産を下支えしています。 | |
自然の力を利用した健康づくりに寄与する製品の開発に注力し、世界に向けてGMOフリー、アレルゲンフリー、ハラール認証取得製品を製造しています。さらに、高齢者・障がい者・病気を抱える社員でも働きやすい職場環境を整備し、併せて全社禁煙体制をとり健康管理にも配慮した職場づくりを行っています。 | |
地元中学生を職場体験の場として受け入れ、労働体験と食育の機会を提供しています。工場には専用の見学コースを設け、取引先や学生のみなさまの工場見学にも対応しています。 | |
女性・高齢者にとって働きやすい環境を整備し、採用・昇格は性別・国籍による差別的取扱いを排除しています。女性管理職の積極登用、パート社員の社員登用を推進しています。 | |
定期的にモニタリングできる水質検査と設備点検を励行し、先進的な排水処理設備への更改を計画しています。 | |
CO2の排出量を低減する目的で高効率のガスボイラーを使用しています。包装資材については製品の安全性を確保したうえで、再生可能な資材導入に向けた検討を行っています。またデータとしての紙媒体を減らすよう工夫し、不要となった紙媒体は再生紙としてリサイクルしています。 | |
性別・年齢に関わらず活躍できる職場づくりを実践しています。子育て世代が必要とする時短勤務やテレワーク勤務についても対応しています。 | |
世界中から情報を集め、最新の知識・技術を製品開発に活かしています。さらには長年にわたる分析データの蓄積は経験値として研究開発はもちろん、モノづくりに反映させています。国内はもとより、海外パートナー企業との技術協力も積極的に推進しています。 | |
海外人材を積極採用し、外国語に対応した情報発信を行っています。またハラール対応商品群の増強にも努め、世界に向けて幅広く商品提供を行っています。 | |
地域との連携・調和を大切にし、主として地域での雇用創出に注力しています。また会社保有の駐車場を地域住民に「緊急避難場所」として提供し、本社構内を地域防災啓発訓練の場所として提供しています。 | |
自社において、製品開発・分析・製造できる先進的な設備を保有しています。過剰在庫の抑制や環境への影響が少ない資材の使用を推進しています。抽出後に発生する残渣は、出来る限り破棄せず、肥飼料等へ再利用しています。 | |
CO2排出量の少ない空調設備や低温暖化冷媒を使用した冷蔵・冷凍コンテナへの切り替えを順次進めてまいります。 | |
工業用水の適正な管理に加え、先進的な廃水処理システムの導入と、溶剤・試薬の適正管理と削減に努めています。 | |
森林破壊につながる原材料の使用や製品づくりは排除し、過剰な資材の低減に努めています。又、土に返すべき使用後の天然物を出来る限り肥料へ再利用する取り組みをしています。 | |
会社独自の行動指針として「公正且つ誠実な業務遂行」を定めています。 | |
世界レベルでの産官学のパートナーシップ強化を意識しています。国内外において大学との共同研究、地域企業との連携で新たな素材・製品の開発に取り組んでいます。それらの成果を世界各国へ発信するために国際的な情報交換や技術交流を目指し、その1つの形として米油国際会議(ICRBO)の理念に賛同し、スポンサー企業としても米油及び米由来機能性素材産業の発展に取り組んでいます。 国内外の既存のサプライヤーとの連携を密にするとともに、反社会的勢力との取引は排除する姿勢を維持しています。 |
以上
2020年9月1日
オリザ油化株式会社
代表取締役社長 村井弘道