SDGs
紫茶のアフリカ支援
プロジェクト
02
2-1紫茶はアフリカの自立を目指して開発された新種のお茶
ケニアは、紅茶の輸出量で世界第1位、生産量では世界第3位の実績を誇る、実は紅茶の世界的リーダー国です。
(※2017年International TEA Committee)
ケニアの総人口の7%、300万人の生計を支えているお茶産業ですが、茶葉の収量の不安定さや価格低下、低付加価値により、農家が受け取る収入も低水準で不安定なことが問題になっています。さらに、生産量の90%以上を紅茶が占めているがゆえに供給過多による茶葉価格低下や為替の影響をダイレクトに受けてしまうことも課題だそうです。そんな状況を改善していくために、付加価値の高い他品目へと生産を多様化していく取り組みがされています。その1つが、ケニア茶葉研究財団(TRFK)が25年の歳月をかけ、ケニアの自立を願い開発された“紫茶”なのです。オリザ油化では、紫茶の高いポリフェノール量に着目。優れた機能性を見出すことで、紫茶のさらなる付加価値向上に努めています。このように、紫茶の魅力を広げていくことで、アフリカへの支援につなげたいと考えています。こうしたオリザ油化の紫茶に対する取り組みは、ケニア大使館もサポートしてくれています。
貧困や差別のない社会を実現するために活動する
国際NGOプラン・インターナショナルに寄付しています。
2-2【支援プロジェクト】
差別を乗り越えともに学ぶ「障害のある子どもの教育支援」プロジェクト
【現状】
トーゴでは、障害があることを恥と考える文化が根強く残っており、障害のある子どもは家庭内に隠されたり、地域でいじめの対象となったりしがちです。加えて、学校の設備は十分整っておらず、障害のある子どもたちへの教授法も導入されていません。
こうした状況から、障害のある子どもの多くは一度も学校に通うことなく、教育を受ける機会を奪われています。そのため、多様性を尊重する「インクルーシブ教育※」の普及が必要とされています。
※インクルーシブ教育:障害の有無や貧富の差、都市や農村など居住地による区別なく、すべての子どもが分け隔てなく学べる環境のこと。
【主な取り組み内容】
✓小学校の教室やトイレ、給水設備の整備、スロープの設置などによる学習環境の改善
✓教師・保護者へのトレーニング
✓地域での意識啓発
※支援内容は、プロジェクト終了に伴い変更になる場合があります。
2-3【支援プロジェクト2】
死に至ることもある慣習から女の子を守る
【現状】
アフリカと中東地域の約30か国で、約2000年前から続くといわれる「女性性器切除(FGM)」。
エチオピアでは15歳~49歳まで女性の74%が施術されているという統計もあり、割合が最も高い国の一つです。不衛生な環境で麻酔なしで行われることも多く、感染症や出産へ悪影響を引き起こすだけでなく激痛と出血を伴い命を落とす女の子もいます。
【主な取り組み内容】
✓FGMを受けた女の子の身体的・心的外傷のケア
✓地元メディアを利用した意識啓発活動や、男の子と女の子を対象としたトレーニング
✓FGMを禁止する法律の遵守のための、行政の能力強化と関係者のネットワークの構築
※支援内容は、プロジェクト終了に伴い変更になる場合があります。
2-4女性が女性として自信をもって生きていける社会を
オリザ油化では『紫茶、アフリカ支援プロジェクト』を広くPRするため、NPO法人Dooooooooにアフリカファブリックを使った巾着500枚の製作を依頼、5名の従業員に対して5日間の労働を提供することができたそうです。1人あたり10,000円/5日間の収入になったとのこと報告がありました。(ガーナの縫製を職にしている人たちの月収は5,000円程度
【ガーナでは、10,000円あればこんなことが可能です。】
✓子どもに十分な栄養の取れた食事を330回分提供できる。
✓10人が1年間健康保険に加入することもできる。
✓150日分の安全な飲み水を手にすることができる。
紫茶葉/紫茶エキスを配合いただいている商品をご紹介いたします。
これらの商品に配合されている紫茶葉および紫茶エキスの売上の一部は、オリザ油化を通じて、子どもの権利を推進し貧困や差別のない社会を実現するために活動する国際 NGO プラン・インターナショナルに寄付されています。
これらの商品を手にとっていただいたあなたも、アフリカの子どもや女性たちに、希望をプレゼントした一人です。